かみ合わせと歯ぐきの健康と歯の修復を、統合して診療する。口元を、顔立ちと調和した健やかな姿へ回復する。それが表参道歯科アールズクリニックの修復歯科治療です。

天然歯が本来持っている色調や光の通り方、形態、質感。それらと歯ぐき、かみ合わせ、そして顔立ちとの関係まで考え、治療によって口元全体がどのように調和するのかを考えます。

一つの治療方法がすべての方に適しているわけではありません。現在の歯の状態と治療の目的を診断したうえで、必要な方法を選択します。

前歯の修復歯科全般に関するページ

前歯の修復歯科治療

多色築盛ポーセレンセラミック

人工物らしさを残さないために、色調・光の抜け方・形態まで考えたセラミック修復

天然歯は一色ではありません。

歯の内部には象牙質があり、その外側をエナメル質が覆っています。光はこれらを通過し、反射し、拡散することで、天然歯特有の色調や明るさを生み出します。

そのため、セラミックを天然歯らしく仕上げるには、単に近い色の材料を選ぶだけでは十分ではありません。

歯の部位による色調の違い、光の抜け方、表面の質感、形態まで考えて製作する必要があります。

当院では、前歯の修復において、複数の陶材を積層して色調や光学的な特性を表現する多色築盛によるポーセレンセラミックを選択しています。

製作は、Oral Designのメンバーであるセラミストに依頼しています。

当院が目指しているのは、セラミックそのものを美しく見せることではありません。修復した歯が、顔立ちの中に自然に存在しているように見えることです。

多色築盛ポーセレンセラミックに関するページ

あなたの歯は、誰が作るのか

ハリウッドスマイルと oral design

セラミックのやり直し

前歯のセラミックを、もう一度作り直す

一度治療したセラミックを、再びやり直すことには、新しく治療する場合とは異なる難しさがあります。

すでに歯が削られているため、残された歯質の状態を確認しなければなりません。

また、現在入っている修復物だけでなく、隣の歯との色や形、歯肉の状態、咬み合わせまで確認する必要があります。

「もっと白くしたい」というご希望であっても、単純に明るい色のセラミックに置き換えればよいとは限りません。

なぜ現在の状態になっているのかを考え、何を変え、何を変えないのかを決めることが、やり直しの治療では重要です。

可能な限り残された歯を生かしながら、次の修復が長く機能するための条件まで考えた治療を計画します。

セラミックのやり直しに関するページ

セラミック・差し歯のやり直し

接着による低侵襲修復

最小限しか削らずに、歯質をできるだけ残す( Minimal Intervention)

歯の修復では、「どの材料を使うか」だけでなく、どれだけ歯を削る必要があるのかを考えることが重要です。

接着技術の進歩によって、従来であれば大きく削っていたケースでも、歯質をより多く残しながら修復できる場合があります。

当院では、治療後に必要となる形態や強度、接着に必要な条件などを考えたうえで、必要な削除量を計画します。

MI審美歯科に関するページ

奥歯のダイレクトボンディング

接着歯学とMI審美歯科

全体的な修復

咬み合わせと歯周組織まで含めて口腔全体を再構築する

複数の歯を修復する場合、一つひとつの歯をきれいに治すだけでは、治療全体としてはす完全なことがあります。

歯の位置や形態、上下の歯の接触、咬み合わせ、歯周組織の状態は、それぞれが関係しているからです。

見た目を整えることだけを優先すると、咬み合わせや歯ぐきに新たな負担を生じさせることもあります。

そのため全体的な修復では、「どの歯を治すか」だけでなく、「治療後に口腔内全体をどのような状態にするのか」から考えます。

審美性、かみ合わせ、歯周組織の健康。これらを別々に扱うのではなく、一つのものとして治療を計画します。

全体的な修復治療の手段としてのインプラント

欠損した歯だけを見るのではなく、口腔全体の中でインプラントを考える

歯を失った場合、欠損した部分に人工歯を入れることだけが治療の目的ではありません。

歯を失ったことで生じた、かみ合わせの変化、歯肉や顎の骨の状態などを確認し、口腔全体の中で欠損をどのように再構築するかを考える必要があります。

そのため、インプラントを最初から目的として治療を進めるのではなく、天然歯を残せる可能性、周囲の歯の状態、かみ合わせ、将来的な修復まで含めて治療方法を検討します。

インプラントは、失った歯を補うための一つの手段です。しかし、手段の一つに過ぎません。インプラントを入れることではなく、治療後の口腔全体をどのように成立させるか。その中で、必要に応じてインプラントを選択します。

インプラントに関するページ

インプラントと歯周補綴

矯正治療後の修復

整った歯列を活かし、残された形態や咬み合わせの不調和を修復する

矯正治療によって歯の位置が整っても、すべての問題が解決するとは限りません。

歯の大きさや形態の違いによって、前歯の見え方に不調和が残ることがあります。

また、歯の位置が整っていても、歯の形態と咬み合わせとの間に不調和が残る場合もあります。

このような場合、再び歯を動かすことが解決方法とは限りません。

矯正によって得られた歯列を生かしながら、必要な部分を修復によって整える。

矯正治療と修復治療、それぞれの役割を考えながら、治療後の口元を成立させる。

それも審美修復の一つの役割だと考えています。

治療方法は、最初から決まっているものではありません

同じ「前歯をきれいにしたい」というご希望でも、現在の歯の状態、これまでの治療、かみ合わせ、歯周組織、残された歯質によって、適切な治療方法は異なります。

当院では、治療方法を先に決めるのではなく、まず現在の状態を診断し、何を残し、何を変える必要があるのかを検討します。

そのうえで、セラミック、接着による修復、全体的な修復、インプラントなどの選択肢から治療を計画します。